僕は日々、コーヒーを焙煎しているためか、香りに多少敏感です。
富田屋のスタッフにも香水、香料は厳禁でお願いしています。
コーヒーに他の香りが付いたりしたら困りますからね。
せっかく焙煎したてのコーヒーの香りが死んでしまいます。
今、日本のいろんな製品を見るとあらゆるところに香りが使われています。
例えば、香り付きのボールペン、香り付きの消しゴム、香り付きのティッシュペーパー、香り付きのトイレットペーパー、香り付きのミネラルウォーター、お菓子類、、シャンプー、リンス、香り付きの洗剤、柔軟剤、殺虫剤、車の芳香剤、そして、除菌スプレー、などなどなどなど。
数えてもきりがありません。
食べ物、飲み物から日常製品、殺虫剤まで・・・。
満ち溢れていますね。
人よりも香りに敏感と言われるペット(犬・猫・鳥・ハムスター・亀などなど)や町に飛んでいる蝶々などの虫、なんか大変な思いをしてそうに思います。
かわいいペットちゃんたち、大丈夫でしょうか。
僕は特に、製品に使われている香りは濃く感じます。
自然の香りでも、濃い香りは苦手です。
遠くからはいい香りでも、鼻に近づけて香りを嗅ぐと、自然界の香りでもきつくてオエーっとなります。
もちろん、人工的な香りで、たまに気分が悪くなったりします。。。我が家ではそよ風という洗剤洗剤を使っていますが、この香りも苦手ですので、使われるたびに文句を言っていました。すると、最近は無香料を選んでくれているのか、気になることが少なくなりました。嫁さんに感謝です。
このそよ風のレビューにも香りについて書かれていますね。
外を歩いていると柔軟剤の香りに驚くことが多いです。
微量の香りならまだしも、強くなるともはや公害です。
はい、そうです、香害です。
頭痛、吐き気、喘息やアレルギー性鼻炎の引き金、はたまた大学を退学するケースも出てきています。
http://biz-journal.jp/2016/06/post_15464.html
自分が臭いと思われたくないから、そういう香りで隠すのでしょうか。
なんか、勿体ないです。
動物は強さ、大きさ、などとともに、それぞれ固有の匂い、フェロモンで好き嫌いを判断し、パートナーを決めているんだと思います。
きっと、以前の人間も(と言っても数十年前まで)。
でも、今は香料で誤魔化されて、相手の香りが自分に合っているか分かりにくくなっています。
いざ、私生活になって、好きと思っていた人の体臭(フェロモン)が自分に合っていなかったと気づいた日には悲劇です・・・。
僕だったら、それだけで嫌いになれる自信があります^^
だから、大きな判断ミスを犯すような気もしています。
これだけたくさんの製品が次々と開発されているということは、多くの人はそれらを選び、好きなのでしょう。
僕はいつでも少数派です。
こんなことを書いたからと言って、作っている会社が香料を減らしたり、無香料に切り替えることは無いでしょうし、消費者はそのまま選び続けるでしょう。
でも、匂いに関する製品で有名なファブリーズ、生殖異常・精子減少リスクの実験結果があります。
ファブリーズのビックリ記事
http://www.mynewsjapan.com/reports/2216
もちろん、他の洗剤、柔軟剤も。
http://www.mynewsjapan.com/reports/2221
ペットに関する柔軟剤や香りの危険性の記事
http://cordy.monolith-japan.com/news/8745/
柔軟剤の苦情
http://spotlight-media.jp/article/244401165048916797
富田屋では周りに迷惑の掛からないようなコーヒーを作ってまいります!
珈琲の富田屋