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2010年5月7日金曜日

世にも恐ろしい本を発見してしまいました・・・・・


昨日、めっちゃナナメ読みで読んだ本、夢野久作の『少女地獄』。
この前、NHKの数十分の番組(今調べたらJ文学でした)で
かわいい女の子二人がこの本の話しをしていて
なんだか面白そうだったのだ。

『少女地獄』の感想は・・・・
今は、どうでもよくて、
この本を読んだがために、
世にも恐ろしい本を発見してしまったのだあ!!!!

夢野久作さん。
その代表作『ドグラ・マグラ』
これですよ!!!
構想・執筆に10年以上の歳月をかけて、1935年に刊行されたもので
小栗虫太郎『黒死館殺人事件』、中井英夫『虚無への供物』と並んで、
日本探偵小説三大奇書に数えられているらしい。
その常軌を逸した作風から一代の奇書と評価されており、

本書を読破した者は、必ず一度は精神に異常を来たす、

と称されている。


こわ〜こわ〜。

さらに!

その結末は様々な解釈が可能であり、便宜上「探偵小説」に分類されているものの、
そのような画一的なカテゴリには到底収めきることはできない。
一度の読了で作品の真相、内容を理解することは困難なため、
多くの読者が数度にわたって再読することが多い。
なお、この「内容が複雑なため読者は最低二度以上の再読を余儀なくされる」という事実は、
上記の「ドグラ・マグラの作中のドグラ・マグラ解説シーン」で語られている。


ひえ・・・なんなの〜なんなの〜。
その上!


この物語を要約することは難しい。登場人物を明確に記すことは困難である。


そんな本ってあるんですの?!
読まないうちから、手が震えてドキドキしてきます。

どなたか読まれた方、いらっしゃいませんか?
精神に異常をきたしませんでしたか(笑)?

どなたかご一報くださいまし〜!




ところで、本の紹介部分は
全部、ウィキペディア(Wikipedia)のコピペです。
(春日じゃないですけど・・・)

2009年11月7日土曜日

「神々の指紋:上下巻」お譲りします。

10年ほど本棚に眠っていた本「神々の指紋(上下巻)」を
読んでみようと思い、読み始めましたが、全然進みません・・・。

そして、3日目で断念。

読まれる方おられましたら無料でお譲りします。
ご注文のコーヒーに同封させていただきますので
ご注文時にご一報下さいませ。

神々の指紋 (上) (小学館文庫)

※11/11にご希望の方が現れましたのでこの本はもうございません。
あしからず~。

2009年10月25日日曜日

三国志30巻読破。

数ヶ月かかって三国志(横山光輝)(漫画)を全巻読み切りました。
登場人物も多くて、物語も長く、なかなか読み進めませんでした。内容はとても面白く、楽しくもあり、いろいろ勉強になることも多かったです。
玄徳やコウメイが必死に魏を滅ぼそうとしても出来なかったのがもどかしくもあり、現実かと思いました。

本は全巻守口市の図書館で借りました。とある方からの寄贈らしいです。

2009年7月29日水曜日

アドルフに告ぐ[手塚治虫]

シェアモでオーダーした漫画です。
シェアモとは自分の不要な物をみんなで使いまわして、無駄を無くそうと言う取り組みをしているサイトです。
レンタルでも、リサイクルでも、オークションでもない…。シェアリングは無料で手軽にできる、ムダをなくした新しい消費スタイルなのです。

必要なお金は今の持ち主から送ってもらう時に掛かる送料のみ。
今回はポスパケット(郵便局)でしたので420円で届きました。

「アドルフに告ぐ」はめちゃくちゃおもしろい(内容のある)マンガでした。
ナチスや第2次世界大戦について、すんなり知ることができました。
考えてみればヒットラーが生きていたのはつい60年ほど前だったと思うと恐ろしいです・・・。
テンポも早く、緊迫感のアル作品でした。

シェアモのサイト
アドルフに告ぐ (1) (文春文庫)amazon.co.jp

2009年6月4日木曜日

「シンプルな生活を目指して。」新聞編。


2008年10月からいつまで続くか分かりませんがコーヒーをお買い上げのお客様にお渡ししている「富田屋の珈琲新聞」で連載を始めています。内容は「シンプルな生活を目指して」です。
その内容をブログにアップいたします。
 
なぜか30年強も生きてくると、日々、生活が複雑になって来たような気がします。新しいことを始めたくても時間がない!掃除をしようにも時間がない!という状況でした。

 新しいことを始めるにはまず、今までやっていた何かを辞めなければならないことに気付きました。新聞のコラムに書いてありましたが、人間の細胞は日々生まれ変わっています。ですが新しく細胞を作るにはまず、既存の細胞を壊してからでないと新たに作れないようにプログラムされているそうです。(確かこんな内容だったともいます)
これを見て、自分の体もそうなら生活もそうだ!とひらめきました。

 今までは何か新しいことを始めようとすると、それまで通りの生活の上に新しいことを始めようとしていました。すると、疲れてしまうか、新しいことを途中でやめてしまうかという結果になりがちでした。

 ここはひとつ、思い切って何かを辞めようと思いました。特に何かを始めたいから何かを辞めようと思ったわけではありませんでした。ですが、何かを辞めて空白の時間や心のゆとりが出来たら何かをしたくなるのではと思ったのです。最悪でもゆとりが出来るだけでもOKです。さて、何を辞めたかといいますと、新聞です。

 これまで私は新聞をこよなく愛していました。日本経済新聞です。チラシが入っていないので普通の新聞よりは多少はシンプルな生活を送っていました。ですが毎日毎日、朝刊に1時間、夕刊も30分以上かけて読む日々。たとえ旅行から帰って来ても3日分貯まった新聞を疲れた体にムチ打って読んでいました。飲みすぎて2日酔いの日も当然です。

 そんな新聞をやめたのです。なかなかの一大決心かと思いきや、いいと思ったらすぐ行動してしまうので、すぐに新聞屋に電話して「日割りにして、明日からストップして下さい。」と言いました。が、「来月からストップしてくれへん?」と言われ、2週間ほど先延ばしにされました。さすがに、8月最後の新聞はちょっと寂しい気持ちで読んでいましたが、翌日から新聞がないと思うと心晴れやかな気持ちでした。(実際は新聞屋内の連絡ミスで9月3日ごろまで朝刊だけ入っていました。その朝刊も泣く泣く読んでしまう自分。)

 その後、毎朝、新聞を読んでいた時間にコーヒーの本を読んでいます。(2009年6月現在は朝食事に本を読んでいません。お行儀が悪いからです。)新聞代も浮くし、専門の勉強も出来るのはいいことです。この新聞を辞めると言うアイデアは「人生を複雑にしない100の方法」という本に書いてありました。新聞やテレビのニュースは気分を暗くさせるものが多く、実際は知らなくてもいい情報が多いのです。そして、みんなが知っている情報は自分が知らなくても誰かと話せば勝手に相手が教えてくれます。そんなテレビや新聞を読むよりも専門分野の情報を集めて勉強する方がいいのでは?ということが、その本に書いてました。

 これは真似せねばと思い、真似した次第です。これに共感された方、一緒にシンプルライフを目指しましょう。
そして、すっきりした生活の中で社会の役に立てることを考え実行していきたいです。

2009年5月31日日曜日

魔球読みました

東野圭吾さんの魔球を読みました。
高校野球で甲子園に行った天才投手が主人公のミステリーです。
いくつもの事件が絡み、全ては魔球へと繋がります。
最近、お客さんの勧めで東野圭吾さんにハマっています。

2009年5月24日日曜日

長生きが地球を滅ぼす

「長生き」が地球を滅ぼす ― 現代人の時間とエネルギー ―
おもしろい本に出会いました。
はつかねずみも象も一生心臓の鼓動の回数は同じ、呼吸数も同じ、消費エネルギーも同じ。
でもなぜか人間だけが動物の寿命を遥かに越える年齢を生きます。
戦後の60年で日本人の寿命は20〜30年も延びたそうですよ。驚きました。
その理由は人と同じサイズの動物の実に50倍のエネルギーを使っているからだそうです。

日本人はもう動物ではない領域に来ているのかもしれません…

2009年3月6日金曜日

精霊の守り人・上橋菜穂子

お客さんと友達に勧められて精霊の守り人 (新潮文庫)を読みました。
いやー、すごくおもしろいです。ファンタジーなんですが、そういう精霊とか魔術師とか言い伝えとかが、目に見えるように描写されています。特に魔術師が水の精霊と話をする場面とか、本当にありそうに思えました。
児童文学なので文字も大きく、難しい言葉も無く、とても読みやすいです。
ちなみにこれは守り人シリーズ三部作中の一つめです。

2009年1月29日木曜日

世界の伝記 ダーウィン

最近、伝記ものにハマっています。
今日はダーウィンを読み終わりました。
進化論という考えは時代的にタブーだったんですね。まだ聖書が完全に正しいと思われていた時代で、動物や人間は神様が完全な完成型として作ったと考えられていたそうです。
なので、進化することは完成していないということになり、猛反発を食らったそうです。
ダーウィンの種の起源が刊行されたのが1859年でまだ150年しか経っていないというのに驚きました。

チョイネタ…ダーウィンの母親はなんと陶器で有名なウェッジウッドの娘だったそうです。そしてダーウィンの嫁さんもウェッジウッド家のいとこだそうな。

種の起原〈上〉 (岩波文庫)
種の起原〈下〉 (岩波文庫)

2008年10月28日火曜日

ハリポタ最終巻

今年の、夏くらいに発売された「ハリポタ最終巻」。
ハンドピッカーは、予約購入せず、ぐっと我慢して図書館で予約しました。18人待ち。でも、待ちます。
理由は・・・1巻からずっと図書館から借りていたので・・・貫きたかった・・・。なんてアホな私。
それがっ、先週の(土)にやっと私の手元へきました!!忘れる事なく、待っていました!
もうそろそろかな?と思っていたところです。
とてもうれしい。
この気持を例えるなら、今日は、食後にケーキがある、やったーという感じに近いかな。
他のことを顧みず没頭してしまうので自分がこわいのですが、
これから数日眠れない夜を過ごすでしょう。
ちゃんと起きれますように・・・。


ハリーポッター

2008年10月23日木曜日

「阪急電車」を読みました。


関西ではちょっとした話題作のようです。以前新聞か何かで書評を見ました。

阪急電車というのは関西の大手鉄道会社です。その沿線に住んでいる人からこの本に火がついたそうです。
阪急電車は車体の色がなんとも渋く、エンジ色というのでしょうか、小豆のような色です。
レトロな印象で女性に人気があるらしいです。

物語はその阪急電車の「宝塚駅から西宮北口」までのそれぞれの駅や電車の中でのお話しです。
1つの電車で本当にいろんな人が乗っていて、それぞれいろんなことを考えていて、出会いが始まったり、何か人生の大仕事を終えた帰りだったり。
そうとは分かっていても、この人はどんなことを考えているかなんてこういう小説でしか分からないので、人を垣間見れた感じでおもしろかったです。

特に若いカップルの恋愛がおもしろく、ワクワクドキドキする感じが伝わってきます。
出会いとか別れとか、ぎこちなさとか、自分たちの中で当たり前になってしまっているけど、はたからみるとおかしいこととか・・・

そして、数ヵ月後の電車でそのそれぞれの人のその後が描かれていて、それもいい感じです。

とても読みやすい本で、どんどん読み進んでいきました。それぞれの話しがちょっとずつ繋がっているのもおしゃれな印象を受けました。

byバイセンマン

→小説「阪急電車」(アマゾン)

2008年10月17日金曜日

千利休(著者:童門冬二)を読みました。

千利休の生き様を描いた小説です。
ただ、もっと物語風なのかと思って読み始めましたが、歴史と照らし合わせて話が書かれているために、話に引き込まれていくという小説ではないです。
1500年代半ばに生き、利休の茶の弟子だった織田信長や豊臣秀吉が出てきます。
信長と秀吉の性格の差といいますか、器の違いがよく感じられました。
「にじり口」という茶室の客の出入り口があるのですが、そのにじり口についての2人の捉え方が全然違い、おもしろく感じました。
にじり口というのは高さが低く作られており、どんな人でもかがんで入らなければなりません。利休の意図したところは
「天下人でも一旦にじり口をくぐった後は、すべて平等な人間になる」
という事です。
信長はこれを聞き、
「なかなか考えたな」と
上機嫌になったそうです。

一方の秀吉は信長に付いていた頃は素直ににじり口から入り、茶を楽しんでいたそうですが、自分が明智光秀を倒し、天下人になった途端に、
「今後、俺はにじり口からは入らぬ」
といったそうです。
ずっと苦労して、長年夢見た天下人になったので、茶をするごとににじり口から入り、いちいち一般市民に成り下がるのが許せなかったのでしょう。

個人的には信長が好きです。男らしく、頭が冴え、民衆の事を思う人のようです。
また機会があれば織田信長の本を読んでみたいと思いました。

→小説 千利休(アマゾン)