2016年8月3日水曜日

ソーセージづくりは最高だった。

和歌山ののどかなところです
7月の最後の土曜日。
和歌山ポークTONTONさんへ参りました。
ソーセージ作りには10名以上の参加が必要とのことで
友人、知人、初対面の方と参加しました。

企画はロッケンローラーthirtten改め「夢情」のご夫妻。
いろいろな連絡・調整ありがとうございました。
往復はフルスプリングの春さんの車に便乗させてもらいました。



塩漬けした豚肉に香辛料を混ぜる

我が家は全員参加の予定が、
娘が車酔いのため付き添いの嫁さんも残念ながら途中下車‼

 TONTONさんでは商品のソーセージに添加物は一切使いません。
もちろん、今回の手作り体験でも。
そもそもハムやソーセージ、もともとは保存食なのに
保存料を入れて市販品になっている時点で意味不明です。
原材料は塩漬けした豚肉、香辛料、砂糖、袋詰めの羊腸くらいです。

 ちなみに発色剤を使って漬け込んだものを「塩せきハム」、
それに対して発色剤を使わずに作ったものを「無塩せきハム」というそうです。

本物の塩漬けしたハムなのに塩せきハムとは呼べない・・・。
大手メーカーに寄り添った食品衛生法の改悪です。
「塩せきハム」の表示は塩漬けどころか添加物注入しまくりハムと覚えておきましょう。
今日の公式
「塩せきハム」「添加物注入しまくりハム」

注入について付け加えるならば、
TONTONさんでは豚肉1kgからソーセージは約0.7kgしかできません。
一方、法律では1kgの豚肉から1.2kgのハムを作って良いのです。
増えている分は水や大豆たんぱく、でん粉、リン酸塩など。
(作ったものがソーセージで、
ソーセージ作り体験中の話に出てきた例がハムだったので種類が違ってすみません。)

 ソーセージ作りはいたってシンプル。
塩漬けの豚肉をミンチにして、特製香辛料を混ぜます。
それを肉の充填機に空気が入らないように入れて、羊腸をセット。
ハンドルをぐるぐる回すと、ものすごい速さで羊腸に肉が入っていきます。
それを絡まないように、破れないように伸ばす人と、
ハンドルを回す人。
途中で羊腸が破れたり、羊腸が足りなくなったり、肉が無くなったりしたらストップ。
問題を解決して再スタート。

子どもたちもハンドルを回しました。
肉の詰まった羊腸はすぐにクルクルひねってソーセージの形にしていきます。
滅多に破れることはありませんが、ひねり過ぎると破裂します。
そして、ミンチに空気が入っていると良くないので
空気抜きのために竹串で1本につき2か所くらい穴をあけます。

 ミンチしたての豚肉はフワフワ。
すごく気持ちよかったです。
羊腸も触りました。
こちらもとても薄くてフワフワ、ぐにょぐにょ、ネトネト。

 その後、長く連なったソーセージを桜の丸太を使って燻製、
そして、ボイルです。
僕はソーセージはボイルだけのイメージでしたが、
それだと、肉のうまみが逃げてしまうので、
燻製してうまみを閉じ込めてからボイルしているということです。
これがウマサの秘訣でもあり、3割も重量が減ってしまう要因でもあります。

 待っている間は食べ放題のBBQ。
その後、豚舎で本物の豚さんとご対面。
赤ちゃんも触りました。なんと6か月で出荷だそうです。
何のために生まれてきたんだろうって、考えてしまいます。

僕らを生かすために生まれてくれたんですね。
歯を食いしばって食べないといけません。

人間の赤ちゃんならまだ赤ちゃんなのに、
豚さんは100kg近くになってもはや大人級。

脂や骨はいろんな業者さんが買い取るので捨てるところはないようです。



◎市販の配合飼料には酸化防止剤が混入する可能性があるため使っていません。
◎豚の健康管理に気を遣い、大切に育てています。餌にホルモン剤や抗生物質などを混ぜません。
◎外国飼料に頼らないことを目指し地元産のお米、小麦を飼料に使用。
◎遺伝子組換えの大豆・トウモロコシは使っていません。

 購入も体験も超おすすめです。



体験は大人1人3000円、夫婦2人で4000円。
小学生以下無料。

作ってから出来上がるまでの2時間ほど、

食べ放題のバーベキューです。
野菜、ご飯、パンなどはありませんので、
お好みで持ち込んでください。
TONTONさんのハムやソーセージは食べ放題。
でも、初めに用意していただいた分だけで
もうお腹いっぱい。
お替りはできませんでした。

しかもですよ、
自分たちで作った700gのソーセージが
持ち帰れるのです。
このソーセージが格別においしいです。

さらにですよ、ハムやソーセージをこの日だけの特別価格で買えるのです。
いつもオルターさんのカタログに載っているけど
なかなか手の出せない品物がビックリするほどの価格で買えちゃいます。


↓ソーセージ作りの申込先
http://wakayama.lin.gr.jp/rink/kennai/tonton/ooura.htm

↓他の方のソーセージ体験ブログ
http://www.anzennousan.com/backnumber/centerevent/2008/6.14tonton/mainpage.html
↓トントンさんについて(オルターさんの紹介文)
http://113x37x56x140.ap113.ftth.ucom.ne.jp/Preview2.aspx?id=2784&cls=

↓トントンさんについて(大阪愛農食品センターさんの紹介)
http://www.osaka-ainou.jp/life/producer/post_193/

今日は写真いっぱい使ってみました。
全部いただき物の写真ですが^^
おわりっ。

珈琲の富田屋
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