2016年7月26日火曜日

スマイルオレで浦島太郎。


よつ葉デリバリーさんからコラムの依頼をいただきました。
今回は夏場ですのでスマイルオレの製造方法について。

以下はよつ葉さんに提出したもので、ここから多少編集されたものがカタログに載っております。

 さて、今回はスマイルオレの製造方法です。
 スマイルオレの焙煎で普段の焙煎と違うことは煎り具合。
豆乳に負けないよう、ミルクと合うようにかなり深煎りに仕上げています。
深煎りなのでコーヒー豆を窯から出すときは工房中がモクモク煙だらけ、
毎回、浦島太郎状態です。
ハンドピック(不良豆の取り除き作業)はいつも通り、焙煎前と焙煎後にしています。そして、何度も連続して焙煎するので、
窯が温まりすぎないように1回ごとに、ある程度、窯を冷まします。
時間は掛かりますが、この冷まし加減もとても重要です。
そして、焙煎後はエンバランスの袋にコーヒー豆を入れて保存。
熟成して味が良くなるかも知れない、という期待を込めて。

 抽出に関しては1本あたり100g以上のコーヒー豆をたっぷり使用。 

そして、布でネルドリップ。全体にシャワー状の85~90度のお湯を掛けます。濃~く抽出するために1気圧かけて抽出し
ます。抽出の最後の方は雑味が出やすいので出し切らずに、
水を加えてきれいに仕上げます。
このようにして出来上がり、皆様の手元に届いています。


珈琲の富田屋
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