先日、知人の梅干し屋さんのにんじゃ代表の方から唐突に、
しかも、数年ぶりに連絡をいただきました。
コピーライターの川上さんの新刊で洲脇さんが出ていましたよ!と。
↓気になる梅干し屋さん、その名も「にんじゃ」。
http://www.rakuten.co.jp/ninjya/
え!?川上さんって?新刊って?
ということで、すぐにグーグル先生で検索し、
もしかして、「こだわりバカですか?」と聞くと、
そうです!
ということで、即、注文し、読みました。
こだわりバカというのは日本で増殖しているこだわりという言葉。
本書ではどこのお店も
こだわり、
こだわっています、
という常套句のオンパレード、この言葉を使う方が逆効果という内容でした。
本当にこだわっているのなら、「こだわりという言葉じゃもったいないですよ!」という警告です。
僕も、いい商品を販売しているお店でこの言葉を見ると、う~ん、残念だなぁと思ってしまいます。
本当にもったいないのです。
きっと、ほかの同じ商品を扱っているお店でも「こだわり」という言葉は使われていて、お客さんにはパッと見、違いが分からないのです。
この本を読み終えたと同時ぐらいに川上さんから直接本と手紙が郵送されてきました。
文字がきれいで、しかも、このようにお手紙まで添えていただいて大変うれしかったです。
これまで、雑誌や新聞には載ったこともありましたが、文庫本は初めてのことで、その感激もありました。
著書の川上徹也さんは富田屋のお客さんで
何度もリピートしていただいております。
まさか、コピーライターさんだったとは!?
川上さんのブログでは「こだわりバカ」の
本についてこのように書かれています。
『物を売るバカ』『1行バカ売れ』に続く、
バカシリーズ、渾身の完結編(3部作)です。
今だから言いますが『物を売るバカ』は、
本当に軽く書きました。
『1行バカ売れ』は、
もう少し熱量を加えました。
でもそれは、沸き上がる熱さではなく、
テクニックとしての熱さでした。
『こだわりバカ』は、
沸き上がってくる熱さです。
源泉かけ流しです。
↓ブログ本文
http://ameblo.jp/kawatetu14/entry-12168922026.html
→物を売るバカ 売れない時代の新しい商品の売り方 (角川oneテーマ21)
→1行バカ売れ (角川新書)
→こだわりバカ (角川新書)
すごい熱さです。
7月に入り暑さも増し、
アッチアツです。
本を広げるときは水出しコーヒー必須です^^
このこだわりバカではいろんなお店や地方自治体、大学のことが
出てきていて、実例がたくさんあって面白いです。
そして、川上コピーという概念もとても興味深かったです。
(ネーミングも素晴らしい!)
川上コピーは企業や会社の理念を凝縮したコピーの事。
他に川中コピー、川下コピーとあります。
川下コピーは商品に対するキャッチコピーの事です。
ご自身の川上(苗字)にも掛かっていて、
さすが~!と唸ってしまいました。
珈琲の富田屋は第1章のP.43に出てきました。
なんと数ページにわたってご紹介いただいております。
P.S
川上さんからうれしいメールをいただきました!
「いつもおいしいコーヒーもありがとうございます!
富田屋さんのことはたまたま見つけて注文しましたが
サイトやレターなどの言葉がとてもいいな(コーヒーがいいのはもちろんですが)、
と思っていました。
また今井町というのもいいですよね。」
http://kawatetu.info/
http://ameblo.jp/kawatetu14/
珈琲の富田屋
http://tomitaya.cc/
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