2016年2月11日木曜日

竹の国に行って来て、コーヒーと共通することがあった、というお話。

「竹の国」はパスポート無しでも誰でもいける場所です^^
場所は奈良県桜井市桜井46
↓グーグルマップは下記リンク
地図はこちら


竹の國 町屋  新春 展示会
2月11~14日(11:00~17:00)
竹の國「町屋」にて
 奈良県桜井市桜井46
 桜井駅南口から徒歩5分

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https://www.facebook.com/BamBooKingDom/


2016年2/11にオープンしたばかりの竹を通じた交流の場です。
ちょうど今日、展示会がありましたので行ってみました。
行ってみて、本当によかったです。
盆栽のコーナーも感動しましたよ~!
(写真不可だったのでお店出来ませんが・・・)

中には竹細工がいろいろ展示されていました。
とても細かい作業で、作品を見ていてうっとりします。
変ですか?
でも、気にしません^^
竹を根っこから使った一輪挿しは根っこの部分が気持ち悪くて、でも、カッコよくてショッキングでした。
赤い花もビックリするくらいきれいでした。

竹カゴやバッグ?はとても細かいです。
どれぐらいの時間が掛かるのか想像出来ません。

また、太い青い竹で棚を支えているのもいい感じでした。

玄関部分はこのようにおしゃれな空間です。

この場所で竹の利用を考えたり、竹林から新しい文化、生産・生活のあり方を探られます。
里山での竹林被害とかよく聞きますよね。
富田屋では竹林被害の対策で使うコピー用紙は竹紙を使っています。
竹製品は1度買うと次に買う機会がなかなかないですが、 紙は1か月で500枚以上は使いますからね^^

そして、今日はワークショップもありました。
本当は申し込みしていないと駄目だったようですが、材料があったので、参加させていただきました。
(たぶん先生の材料・・・)

今日は花かご作りです。
 「四海波花かご」という別府あたりで大流行りした花かごだそうです。

花かごには全く興味がありませんでしたが、竹細工をしてみたいなぁ、触れてみたいなぁと思い、参加しました。
実は竹好きなのです。

想像の中では、かなり難しいと予想していたのですが、思っていたよりも、簡単にできました。
といっても、やはり時間もかかり、手間もかかります。
力も要ったり、少し頭も使います。
そして、先生の丁寧な説明が無いと絶対できないです。

竹ひごを作っていただいていて、助かりました。
そして、作ってみると、興味のなかった花かごに愛着が沸いていました。

そして、出来上がったのがこちら。
青い竹を切って花を挿す部分を作りました。
この竹を切るときもいろいろ工夫があり面白かったです。

竹を回しながら切らないと、竹がささくれてしまうのです。
そして、回しやすいように竹を置く台も竹専用のものです。
こういう異分野の事ってなぜか刺激的です。

いざ、竹細工してみると作家さんのご苦労がほんの少しですが分かった気になります。
簡単な竹細工なら中国産などで1000円以下でも売られていますが、山に入り竹を選び、竹を切り、油抜きし、竹ひごを作り、編んで形を作る、膨大な時間がかかります。
手が込んだものが数万円もするのも納得です。
僕には手が出せないのがもどかしいですが・・・。

コーヒーもやっぱり生豆をいいものを選び、いい生豆の中からでもカビ豆や虫食い豆を取り除き、コーヒーの魅力を引き出すように焙煎し、その後も悪い豆を取り除きます。


100gが100円、200円のコーヒーでは出せない世界の味を作り出します。
そんなところに共通性を見つけました。
いいものにはいい材料 が必要で、手間暇も必要なのです。

他にもワークショップは連日開催されています。

ワークショップ日程
 2/11 13:00~ 花かごを編む
 2/12 13:00~ 竹のヒゴ作り
 2/13 13:00~ 竹の指輪を編む
 2/14 13:00~ 竹の食器と花器
   各会 参加費1,000円 約1時間

竹以外の作家も参加しています。
◆酒井 昇(橿原市) 「さび色盆栽」
 竹の國町屋改修のアドバイスもしてくれている庭師がつくるちょっと変わった盆栽たち。
◆ Full Spring(橿原市)
 酒袋、珈琲麻袋のカバンや小物、亜麻紐編み物などの展示販売。
11日と12日に精麻から糸を縒り、二重かない結びのお守りを作る実演があります。時間は未定です。

珈琲の富田屋
http://tomitaya.cc/  
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