長谷寺方面へこもりくさんぽに参加しました。
全員で22人の参加だったようです。
まず、こもりくっていう言葉の響きがかわいらしいですよね?
Weblio辞書によると
山に囲まれ,その中に隠れているような場所であることから、そう呼ばれているらしいです。
「初瀬(はつせ)」にかかる枕詞です。
初瀬は長谷寺近辺の地名です。
隠国の泊瀬の川の
をち方に妹らは立たし この方に我は立ちて
思ふそら安けなくに 嘆くそら安けなくに
さ丹塗りの小舟もがも 玉纏の小楫もがも
漕ぎ渡りつつも 語らはましも
「万葉集」巻一三 3299の異本
NPO法人泊瀬門前町再興フォーラムさんが主催だったのかな?
第1回目のこもりくさんぽでした。
長谷寺近辺を歩いて解説してもらえるイベントです。
途中で喫茶店に入り、コーヒーも飲めます。
長谷寺の入山料(500円)もコーヒー代も含めて1000円。
参加費に含まれています。
家族4人で参加したので子どもの事を追いかけまわしたり、しかったり、しゃべったりしていたので、解説を十分には聞けませんでした。
まぁ、それは言い訳で、内容はかなり濃い内容で、たぶん理解できたのは1~2割程度です。
おそらく、子どもらがいなくて真剣に聞いたとしても理解できたのは3割ほどだと思います・・・。
そして、最後は長谷寺へ。
初の長谷寺です。
イギリス人旅行家イザベラ・バードさんが化粧阪からの長谷寺の風景がとても美しいと書き記したそうです。
紅葉の長谷寺、見てみたいです。
そして、この日、長谷寺ではだだおしとい儀式が行われました。
青、緑、赤の3匹の鬼が重さ約120キロ、長さ約4・5メートルの大たいまつを持って本堂の周りを練り歩きます。
鬼は唸り声を上げ、お寺の中ではほら貝や太鼓が鳴り、見ている人たちは火の粉が上がると歓声を上げて楽しんでします。
鬼と鬼がすれ違う時には鬼たちはわざと松明(たいまつ)をぶつけ合い、火の粉をまき散らします。
火の粉が舞い、とても美しい風景です。
前の方で4人で見ていたとき、火の粉が降ってきて、娘のレギンスに3つ穴が開きました。
それに恐れをなして女性陣は後ろに退散。
僕と息子が前で鬼の様子と火の粉を楽しんでいました。
鬼の後ろには水の入ったリュックを担いでいる人や濡れた布を持っている女の人がいました。
一番後ろで松明を担いでいる人は、松明の火が近づいてきて、すぐそばからも煙が出ているほどで、かなり熱いんでしょう、 女の人が何度も首筋や松明に濡れた布で湿らせていました。
こういう行事が間近で見れて本当によかったです。
松明に火をつける瞬間から、裏方の人の動きまで。
こんなにいい行事なのに、人出はそれほど多くはなかったです。
自宅から30分で行ける場所。
大阪にいたときは行きたくても遠くて行くことはなかったでしょう。
奈良はいいですね~。
初瀬の町にはたくさんの草もち屋さんがあって、1000人風呂もあって、楽しめそうです。
草もち屋さんは、おそらく10軒以上。
今度、また行って、石窯パン工房のえんさんにも行ってみたいです。
こもりくさんぽに参加された方や、主催された方?のブログがありましたので、リンクしておきます。
→「作家と不思議なカレー」の話さんの・・・初瀬の町歩きツアーに参加して
→奈良・桜井の歴史と社会(こもりくさんぽ開催までのこと)
→長谷寺 だだおし
珈琲の富田屋
http://tomitaya.cc/
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