2011年4月29日金曜日

たいこのバチが折れた

親子たいこ教室に半年通って、親の僕の方がおもしろくなってきました。
そして、いよいよ4月から大人の教室にも通い始めました。天満橋まで。

親子教室で力を込めて叩いていると、次第にバチにヒビが入ってきました。
そして、大人の教室に通い、最初の教室で叩き方をちゃんと教えてもらいました。
腕の力を抜きつつ、振り下ろす。
段々と要領を掴んできた、その刹那、握るバチがちょっとおかしな感触になりました。
バチが折れたのです…。

すると教室の生徒さんが、パチパチパチパチっと拍手が…。そして、「うまくなった証拠やわー」とオホメの言葉をいただきました。
大人になって褒められることなんてないので、そんな事でも嬉しかったです。

2011年4月18日月曜日

救世主誕生!


我が家に2人目の子どもが生まれて3ヶ月たちました。
お客様には2月の珈琲新聞でお知らせしたのですが、
その時にご注文されてなかった方には
お知らせできておりませんでしたので、
遅くなりましたが、ブログへ掲載させていただきます。

 2011年1/18(火)我が家に男の子が生まれました。
産まれるまで分かりませんでしたが、なかなかの美男子(笑)です。
そして、こちらも産まれるまでは分かりませんでしたが、
一万人に1人の確率で生まれる先天性奇形の小耳症、
さらに五千人に1人の確率の先天的奇形の鎖肛でした。

 うちの子は両耳がつるんと無く、
耳たぶのような小さなイボが両耳の場所にあります。
このイボがなかなかカワイらしいんですよ。
私の一番のお気に入りです。
本人が大きくなってどう思うかは分かりませんが(笑)。

 耳に関しては、穴も無く、
簡単な聴力検査では耳は聞こえないかも知れないということでした。

 鎖肛というのはお尻の穴の無い病気です。
排便が出来ないと命に関わるので、
産まれてすぐに救急車で大きな病院に緊急搬送されました。

 私(焙煎人)は救急車の助手席に乗り込みました。
サイレンを鳴らしながら昼下がりの街中を走ります。
前を走る車はサイレンを聞いて両脇へサッとよけてくれます。
まるで、モーゼの十戒のよう。
避けてくれる人たち1人ずつにありがとうと言いたかったですが、
そんな私を無視して救急車は走ります。
そんな時にも、助手席から街行くキレイな女性に目を奪われたりします。
そして、この赤ちゃんも彼女が出来たり結婚したりするのかな?と
涙ぐみながら想像したりしました。

 病院に着くと当日から翌日にかけて検査され、
すぐに人工肛門の手術となりました。手術も無事終わり、
保育器で安静です。数本の点滴と、
鼻から胃液などを吸ったり栄養を入れれるチューブを通され、
脈拍、酸素の取り込み量測定装置や呼吸数測定装置などをつけられていました。
私はその姿に特に悲惨な印象は受けず、
その寝顔がかわいいなぁと見とれつつ、手を握っていました。

 産まれる前は「男の子はそんなにかわいいと思わへんやろうなぁ」と
思っていましたが、最初から意外なほどの溺愛振りとなってしまいました。

 手術後数日間は栄養剤などだけでしたが、
順調に回復し、3日で母乳を鼻から胃に流せるようになり、
さらに2日後には保育器から出れるようになり、
その翌日には哺乳瓶から母乳を飲めるようになり、
その3日後には直接母乳を飲んでもOKになり、点滴も全て外れました。

 1つ1つの段階が妙に嬉しいです。
これは普通の子育てでは味わえない気持ちだなぁとつくづく思います。
毎日の病院通いはちょっと大変ですが、
それより少し多めの幸せをもらっている気がします。

 全く耳が聞こえないとなると、
普通の人とは脳の働きが全然違うような気がします。
本を黙読する時も私達は心の中で声を出して読みますが、
音を知らないと画像だけで読んでいくのでしょうか?
言語の感覚が違うとすると、とんでもない可能性を秘めている気さえします。
もしかすると、混沌とした時代に生まれた救世主かも?なんて思ったり、
親バカモード炸裂してしまいます。
私達は手話を覚えたりしないといけないかも知れませんが、
新しい世界に足を踏み入れるようで楽しみです。

 産まれる前からなぜか私は「生まれてくる子が障害者でも全然問題ないよ」と
嫁さんに言っていました。
嫁さんとはこの子が家に産まれて宝くじに当たるよりも幸運やな~、と
話しています。

 ですので、もし、私達に声を掛けづらいなぁと思われている方は、
迷わず、「おめでとう」と言って下さいね。
最高に嬉しいです。

珈琲の富田屋
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2011年4月3日日曜日

親子たいこ発表会。

今日は半年通った親子たいこ教室の発表会でした。
出番前、お母さんたちは「心臓バクバク。足も震えてきた。」とか、「私は吐きそう」と緊張気味でした。

そして、いよいよいつものメンバーで一曲演奏しました。
多少の間違いはあったものの、親子たいことは思えないほどのまとまりと、熱演だったような気がします。(客観的に見たらただの乱れ打ちに聞こえたかも知れませんが)

ともかく、充実した一日でした。

※写真は他のグループの本番。